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時計のダイでエンボス

今日で6月も終わり。
今年も、半分終わっちゃいましたね~。

さて・・・
先日ご紹介したMarianne Design の時計のダイ。


 

 

 

 

(画像をクリックすると、ショップのページに飛びます。)

 

この前のブログでも、ちょっとだけ触れましたが、
大きい時計の数字の周りのドット模様や
小さい時計の数字は、カットした後、エンボスすると、出てくるようになっています。

大きい時計は、数字の部分もカットされるので、ダイカットしただけでも
時計になるのですが、
小さい方は、カットしただけだと、時計の形にはなりますが、文字はありません。

 

←こんな感じです。

 

 

 

さて、これを、エンボス?

では、これをエンボスする方法をご紹介します。

 

必要なのは、ダイカットマシンと、エンボス用のシリコンマット、そして、ダイとペーパー。
(私が使っているのは、カトルバグですが、ビッグショットなど、他のダイカットマシンでも、もちろん大丈夫です。)
上の写真の、薄茶色のマットが、厚さ4mm程度のシリコンマットです。
私のものは、7~8年前に海外のクラフトショップで買ったもので、
ずいぶんくたびれているのですが…
(Sizzixからは、専用のマットが売られていると思います。
Atelier Heartfulでは、申し訳ありませんが、お取り扱いしていません。)

 

まず、ダイカットします。

ダイからペーパーを外さないで、その上に、シリコンマットをかぶせます。

下から、ダイ→ペーパー→シリコンマットの順番。
ダイの刃が、必ずシリコンマットの方に向いているようにしてください。

ダイカットした後、動かすと、どうしてもダイとペーパーがずれてしまうので、
カットするときに、ダイを上向きに置き、その上にペーパーを置いてカットすれば、
そのままエンボスできます。

ダイカットマシンの種類によって、プレートのサンドウィッチの仕方は違うので、
ご自分がお持ちのダイカットマシンの使い方に従って、プレートで挟んでください。
その際に、ダイ→ペーパー→シリコンマットの順番は、変えないように注意してくださいね。

それで、クルクルすると…

 

写真だとわかりにくいかもしれませんが、大きな時計は、文字盤の周りのドットの模様や、
内側に円を描くように少し模様がエンボスされています。
小さい方は、数字と、その周りにドットなどがエンボスされています。

エンボス用のシリコンマットが手元にない時…
間に合わせですが、100円ショップなどで売られている、キッチン用のシリコンマットなどを使っても、
エンボスできます。
(ただし、本来の使い方ではありませんので、自己責任でお試しください。)

私が買ってきたのは、こういう薄いものでした。

 

 

 

 

まわりが、少し厚くなっていたので、
そこを切り落とし、
4分の1に切りました。

 

 

 

 

先ほどと同じように、ダイカットしたものの上に、
4分の1に切ったシリコンシートを、数枚重ねて、
プレートで挟み、クルクルします。
(シリコンシートの枚数は、ご自分で調整してください。)

 

 

 

少しシートが薄かったのか、力のかかり具合が少なかったのか、
ちょっとうっすらですが、エンボスできました。

薄いものを重ねたので、シリコンシートの方が、ちょっと、しわしわになってしまいましたが、
それは、あとで引っ張れば元通りになりました。

ホームセンターなどに行けば、1枚で、もう少し厚みのあるシリコンシートが手に入るかもしれません。

工作用のスポンジシートなどでも試してみました。
エンボスは、うっすらですができますが、シートに、ダイの型がついてしまい、繰り返し使えませんでした。

うっすらできたエンボスでも、
その上からインクで着色したりすると、エンボス下部分がくっきりします。

真ん中は、インクパッドで直接着色したもの。
右端は、ブレンディングツールで、着色したものです。
文字が、結構はっきり浮き出てきましたよね。

 

 

 

 

小さい方の時計は、そのままだとタグやATCにちょうどいいサイズかな。

 

というわけで、無理やりタグにしてみました。

シリコンマットが手に入らない場合、小さい時計のほうの文字盤は、
手書きしたり、スタンプを押したりしてもかわいい時計になると思いますよ~♪

時計のダイはこちら↓からどうぞ♪

Marianne Design の時計のダイ

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